インバウンド・MICEのお仕事スケジュール例をご紹介いたします。
これからお仕事を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
通訳ガイドのスケジュール
通訳ガイドの一日の過ごし方は、一定ではなく、担当案件によって変わってまいります。
お客様の訪日の目的が観光かビジネスか、宿泊を伴うのかそうでないのか、またはどこに行きたいのか、何に興味を持っているのか、何を食べたいのか、それらを踏まえた上で予定を組むことが多いため、勤務の内容、時間帯などは日によって様々と言えるでしょう。
ここでは、ご参考までに通訳ガイドのある一日の過ごし方をご紹介いたします。
通訳ガイドのある一日
6:00 | 起床。 |
---|---|
8:00 | お出迎え時間の30分前にホテル到着。 専用ハイヤーが配車しているか確認し、ドライバーと打合せ。 |
8:30 | 都内ホテルでお出迎え。 本日は2家族8人のお客様の観光案内をする。 |
9:00 | 明治神宮へご案内。 下調べしておいた明治神宮の歴史などをご案内する。 |
10:30 | 原宿でショッピング。 お客様リクエストのお店を事前に調べ、ご案内する。 昼食会場へ入り込み電話をする。 |
12:30 | 昼食。 表参道にて鉄板焼きを お客様と一緒に会食。 |
14:30 | 浅草観光。 浅草寺や仲見世をご案内。 お団子やせんべいを食べ、オススメのお土産をご紹介する。 |
16:30 | 東京スカイツリー。 お客様と一緒に天望回廊へ。 夕食会場へ入り込み電話をする。 |
18:30 | 夕食。 六本木にて有名レストランへご案内。 お客様が食べ始めるのを見届けて、自分も手早く別室で食事をする。 お客様のお食事中に、本日の報告書と精算書を作成する。 |
20:30 | ホテル着。 お客様を宿泊先へとお送りしたら、勤務終了。本日はそのまま帰宅する。 |
23:30 | 就寝。 |
インバウンドスタッフのスケジュール
インバウンドスタッフは、ホテルや企業など、お客様のご指定場所まで同行してご案内いたします。日によっては一日に何組ものお客様をご担当することになりますので、細やかな時間管理能力と、スケジュールの確認が必要です。また、クライアントの代わりに空港にてお客様をお出迎えし、指定の交通機関にお乗りいただくまでをご案内するミーティングサービスも行います。
ここでは、インバウンドスタッフのある一日の過ごし方をご紹介いたします。
インバウンドスタッフのある一日
午前中 | |
---|---|
6:00 | 起床。 |
8:00 | お出迎え時間の30分前にホテル到着。 専用ハイヤーが配車しているか確認し、ドライバーと打合せ。 |
8:30 | 都内ホテルでチェックアウトのお手伝い。 専用ハイヤーにお客様と乗車。 |
9:00 | 東京駅到着 乗車30分前に到着。 |
9:30 |
新幹線のぞみへ乗車案内。 ホームで出発を見届け、京都の弊社通訳ガイドにお客様の乗車号車などの連絡を入れ、業務終了。 東京駅から電車で成田空港まで移動。 |
午後 | |
12:00 | 早目に成田空港に到着し、昼食をとる。 |
13:30 | スタンバイ開始 (到着時間15分前) 。 目的地まで行くリムジンバスの運行情報・道路交通情報を確認する。 |
13:45 | フライト到着。 お客様到着。ウェルカムボードにてお出迎え開始。 |
14:30 | お客様とミート。 |
14:50 | リムジンバスにて都内ホテルへ。 リムジンバスにお客様と一緒に乗車。 |
16:30 | 都内ホテルに到着。 チェックインのお手伝いをして、エレベーターまでお見送り。 別のお客様が宿泊しているホテルに移動。 次のスタンバイ時間まで、明日のエスコート業務の準備。 資料を確認し、ハイヤーの配車確認をする。 |
夕方 | |
18:15 | スタンバイ開始 (到着時間15分前) 。 専用ハイヤーが配車しているか確認し、ドライバーと打合せ。 |
18:30 | ホテルロビーにてお客様をお出迎え。 ハイヤーにて移動。 |
19:00 | 夕食。 赤坂にて有名レストランへご案内。 お客様が食べ始めるのを見届けて、自分も外で手早く食事をする。 レストランに戻りスタンバイ。 |
21:00 | ホテル到着。 お客様を宿泊先へとお送りしたら、勤務終了。本日はそのまま帰宅する。 |
00:00 | 就寝。 |
インバウンドとMICEの各種業務には、大切にしなければならない3つの共通事項がございます。
1つ目は、お客様が不安を感じることなく、心より滞在を楽しめるよう、思いやりおもてなしする心。
2つ目は、誤解なくコミュニケーションをとることのできる語学力とマナーを身に付けること。
最後は、交通機関の遅れや、体調不良など起こり得るすべてのアクシデントに冷静に対処するための判断能力で
す。
皆さんがお相手するのは、海外からのお客様ということを忘れないでください。国が違えば文化も異なるよう に、示す反応も様々です。何に喜びを感じ、不快感を覚えるのか、どうお声掛けしたら安心していただけるの か、常にお客様の視点に立って考えることが何よりも大切です。